カメラで脈拍をグラフに記録し、脳梗塞の発症リスクを調べるアプリです。
「心原性脳塞栓症を一人でも減らしたい」という思いで、このアプリを開発しました。
心原性脳塞栓症の多くは、心房細動という不整脈が原因です。発症前にこの心房細動を発見出来れば、確立された予防法や治療法が存在しています。
しかし、心房細動の多くは無症状であり、適切な治療を受けられている人はごく少数です。
このアプリが広まり、心房細動患者さんが一人でも多く適切な治療を受けられることを願っています。
使い方
*脈拍をiPhoneカメラで記録し、脳梗塞のリスクをチェックしてみましょう。
まず、人差し指または中指の指先をカメラのレンズにあててください。
指先をリラックスし、脈を記録している間は手を動かさないようにしてください。
脈拍のグラフが安定すると、脈が画像として記録されます。
今記録された脈拍のグラフを不整脈の記録と比べるなどで、脳梗塞のリスクをチェックできます。
もし、脈の間隔が不規則な場合、最寄りのお医者さんの診断を仰いでください。
正常な脈(洞調律と言います)は、一定の間隔で心臓が収縮し、記録される脈は一定の間隔になります。
一方、心房細動という不整脈では、不規則な間隔で心臓が収縮し、記録される脈は一定の間隔ではなく
なります。
*脳梗塞発症のメカニズムを知り、脳梗塞の発症リスクを計算してみましょう。
心房細動は最もよくある不整脈です。加齢とともに有病率は増大し、50代頃から起こり始め、
80代では10%が心房細動を持っていると言われています。
心房細動があると心臓内に血の固まり(血栓)ができやすくなります。心臓内の血栓が血流に乗って
脳の血管を突然閉塞させることがあります。これが心原性脳塞栓症です。
心原性脳塞栓症は、致命率が高い重症型の脳卒中の一つです。仮に一命を取りとめても重篤な後遺症を
残す場合が多いです。
心房細動は最も重大な心原性脳塞栓症のリスクです。
幸い、発症前に心房細動を発見することが出来れば、確立された予防法や 治療法があります。
予防に勝る治療なし。心房細動を早期に発見し、適切な医療機関を受診することが最も重要なのです。
CHA2DS2-VAScスコアを使用して、リスクを計算してみましょう。
そうすることで、脳梗塞の年間発症リスクと生涯発生リスクを知ることができます。
*近くの病院を表示できますので確認しましょう。
*アプリの企画開発
企画開発:お茶の水内科院長 五十嵐 健介 M.D.
開発協力:松本 芳正 CEO SoftRobo
*動作環境
iPhone 6、6 Plus、6S、6S Plus、SE、7、7Plus
8、8Plus、X、X、 XR、XS、XS Max
11,、11 Pro、11 Pro Max
12,、12 Pro,、12 ProMax.、12 mini,
13.、13 Pro,、13 ProMax 、13 mini 及び以降
フラッシュライト機能が必要
OSバージョン IOS12.0以降